掴み取れNo.1

物忘れが激しいPOPでHAPPYなオタクの備忘録

ジャニオタが被災者になった話

もう3週間くらい経ってしまったけれど、


平成30年北海道胆振東部地震


によって、人生初めての「被災者」になった。


びっくりして、不安で、
当たり前の大切さや、周りの人の暖かさを知った出来事でした。







9/6 3:06
パッと目が覚めた。なぜ目が覚めたかわからなかったけど、目が覚めた。

寝ぼけまなこの中、もう一度寝ようとした瞬間。




3:08
ゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!

大きな音がした。長い揺れだった。
家具が揺れていて、お気に入りの香水が落ちた。

ベットの上で、何が何だかわからない状態のままに終わった。


こりゃデカかったなぁ~、と独り言を言いながら、
前日疲れてそのまま寝てしまったのでスマホを充電し、テレビをつけようとしたけど……つかない。


あれ?と思いながら、大きな揺れが起きたら行けないからシャワー浴びようと思ったけど、……水が出ない。


地震の時は水を貯めろ」
という言葉を思い出したけど、どうしようもなかった。


お風呂も、洗面台も、キッチンも、お水はでなかった。




まじかあーーーーーー。。





スマホが鳴る。
北海道の同僚達が安否確認をしている。
私も乗っかり、みんなの無事を確認した。
個別で連絡をくれた人もいて、すごく力になった。



どうしようもなかったけど、
「にほんはすごいからだいじょおぶだあ!」と小2以下の思考回路で、また寝た。やることないし。





6:00
目が覚めた。日光が眩しくて、夜が明けたんだなと思った。
でも、スマホの充電は増えてないし、おうちの電気もつかない。

食料もすぐに食べられるものは無いし、充電器も欲しかったから、マンションを降りて近くのコンビニに行った。


コンビニにはすでに長蛇の列で、「お一人様3点まで」の文字。
お店の電気はついてない。
もちろんもうスマホの充電器はなくて、おにぎりや、パンもなかった。
カップラーメンも辛い味しか残ってなくて、みんな考えること一緒だよねと思ってた。


「1歩遅かったなぁ」と後悔した。
揺れた後すぐに行けばよかったな。


もう定番のおにぎりやパンやお茶類はなかったので、
野菜ジュースの1リットルと、BIGサイズポテチと、お惣菜のカルボナーラを買った。



カルボナーラなら味が濃いから暖めなくても良さそうだし、何回かに分けて食べられそう、と思った。
野菜も欲しかったし、容量大きめの食料品はポテチしかなかった。


少し並んで会計をした。
いつも電子マネー派の私だけど、電気が通ってないから決済できない。少し現金持っててよかった。


これでは何か心許ないので、ほかの近くのコンビニに行ってみた。ここは無制限だったけど、おにぎりや、パンはもうなかった。

「制限はないけど、お客様の求めている商品はないかも知らないのでご了承ください。」


店先でスタッフさんが叫んでいた。


ペットボトル数本と、レンジであっためるご飯と、スナック菓子を買いました。
とにかくお腹の足しになりそうなもの、と考えながら買った。どのくらい停電が続くかわからない中で、他の人たちも食料を求めていて、自分の必要な分だけ買うことを心がけたけど、自分本位になってしまうよね。

でも大きな混乱や、争いみたいなのはなくて、少し安心した。結構みんな冷静だったな。



そしてここからが大変。
マンションのエレベーターが止まっていた。

大量のペットボトルを持って10階以上をのぼるのが、ま!!じ!!!で!!!!しんどかった。

もう登りたくなくて、家から出ないことにした。笑



会社からは自宅待機の指示が出た。
スマホの充電がなくてどうしようと焦っていたけど、前に使っていた充電器を思い出して引っ張り出した。
蓄電は満タン、グッジョブ過去の私👍


あと、タブレットでLINEを繋げていたので、スマホの充電が切れてもこっちが使えて便利だった。


外ではクラクションが鳴り響く。信号に送電がなくてついていない。救急車やパトカーの音もするし、少し怖かった。


仕事用のスマホを充電しつつ、家族、友人や同僚とやりとりをしていた。
テレビがつかなくて状況がわからなくて不安なので、NHKラジオを聞いて過ごした。


電気がついた場所、スマホの充電ができる場所、炊き出しをしている場所、何度も何度もおなじ話を聞いたけど、何度だって動く気にはなれなかった。


同僚に山ボーイがいるので、その後のところに集まろうという話にもなったけど、動く気になれなかった。
夜には行こうと思ってたけど。

「こうやって1人で死ぬかもなぁ」

って、ぼんやり天井を眺めた。


自分の生活の大半が電気に支えられていること。
ありがたいような、虚しいような。
自分ではどうにもできないもどかしさが襲った。


やることないけど、意味ないかもしれないけど、
明るいうちにとりあえず部屋を掃除しておいた。
物が多いから、この機会に減らなさいとなぁと思った次第。


朝に買ったカルボナーラを2回に分けて食事をとって、明るいうちにお風呂に入った。
お風呂といっても、お洗濯用にお風呂に貯めておいたお水を、震えながら浴びた。髪、体、顔を洗った。寒かった……寒かった……真冬じゃなくてよかったよ。


北海道の夜は早い、19頃には真っ暗だから。
JUMPの砂時計ペンラは安定感あって非常に活躍しました。笑


仕事用のスマホが鳴る。
翌日ボランティアをするからということで出勤命令だった。
やることないより気が紛れて良い。


とりあえず寝ることにした。



けど、寝れない。
お腹はすくし、不安だし、余震は怖いし、寒いし。


お腹が膨れたら寝れるかな、と思って、暗闇の中前日に買い物した時に買った生セロリを齧りながら、友人が送ってくれていたおつまみ缶詰を食べた。セロリ多い。なかなか無くならない。


いつの間にか寝ていて、また朝が来た。
まだ電気は来ていない。水も出ない。


仕事なので、空腹で行くこともできないので
チキンラーメンに水を入れて、15分ほど経って食べてみた。





まじ不味い。






冷たいチキンラーメンは、虚しさが更に増した。




必殺、美味しいものを見ながら食べる!







それから仕事に行って、
19時くらいに帰路についた。
自宅のマンションが見えた。
灯りが点っていた。
嬉しかった、涙が出そうな程に安心した。


久しぶりの、お風呂。
温かいご飯。
人に頼らなくていいスマホの充電。


幸せだった~。
インフラの人、小売業の人、周りの人、みんなに感謝した数日間だった。


次の日仕事で出勤したけれど、大きな被害がなくてホッとした。
スーパーの食品売り場には長蛇の列で、少し買い出ししようかと思ったけど全然無理でした。



ずっとずっとやりとりしてくれた家族や、友人がいて、すごく安心した。電波にも、優しさにも本当に感謝。










★今回役立ったこと、次回に気をつけること★
タブレットでもLINEができるようにしておく
常に現金を持っておく
お風呂に水を貯めておく
スマホの充電に気をつける
充電器を蓄電しておく
コンロがあると便利
ガソリンは半分以下になったら入れておく
ペンラは本当に役に立つ

何より、焦らない




落ち着いたら、復興活動も参加したいと思います。