ジャニオタがサカナクションのライブに行ってきた
2017-01-27
ZEPP SAPPOROでサカナクションのツアーがはじまりました。
サカナクションがやってくることを知ったのは1月初旬。カウコンが終わり、私的ジャニアイの千秋楽が終わり、2月後半の東西SHOW合戦まで現場がない失望感でいっぱいだった私。
元々アイドルだけでなく音楽全般DDなので、バンドも好きでよく聞くし、いろんなアーティストのライブやフェスに行ってました。
しかしながらオタクはお金がかかる。
オタクはお金がかかるんです(大事なことなので二回言いました)
葛藤の結果、ライブは生もの。サカナクションのライブ。見なければ。という使命感からチケット探しが始まりました。
ライブ一週間前に無事チケットが見つかりました。久々のバンドのライブハウス公演、少し緊張しながら、だけどワクワクいっぱいで行ってきました。
悲しいオタクの性、すぐオタク現場と比較してしまう。いろいろ感じた事があるので、記しておこうと思います。
ーまず服装で悩む
ライブ当日(今日)はお休みだったので、始まるまで郵便局で現場チケットの振り込みや滝沢歌舞伎の申し込みをしたり、家でサマパラを何度も何度も繰り返し見ていました。(結局オタク)会場まで徒歩20分のおうちに住んでいる私は17時前にのそのそ家を出る予定を組んでました。さぁ準備・・・っと、その前に、私は悩む。
「久々のバンドのライブハウス…何着るんだ?外は大雪だけど中では戦争だからニットなんか来たら暑くて死ぬよね??でもTシャツとかないよ買うのか???」
Google先生に「真冬 北海道 ライブハウス 服装」で検索する始末。わたしも年取ったな・・・
アイドルの現場だったらワンピースとか自担っぽい恰好(担当カラーw)とかいろいろワクワクする服装選びも全く違う。とりあえずライブTを買うことを決心し、雪の降る外にでました。
ちょうど少し雪がとけ、道がべちゃべちゃになっており、わたしの防水ブーツも負けてしまうくらいの雪と水たまり。しかし後には戻れないので歩く歩く。
ー物販制度の違いに驚く
17:20くらいに会場につき、18時入場のためそのまえにパパッと物販に・・・と思ったところ、「物販は17:30までなのでもう並んではいけません」とのこと。OMG。なにその制度。初めて聞きました。
でも寒空の下何もすることなくいるのも嫌なので、「ダメもとで並んでいいですか?」と交渉。「ダメだと思いますがいいですよ」とのことだったので並びました。結果、どさくさに紛れて買えました。Tシャツとキーホルダーとポーチを購入。(結構かったなw)
http://store.emtg.jp/sakanaction/products/detail.php?product_id=9652
白でした。北斗君(イメージカラー黒)っぽいな♡とか思いました。(オタク脳)
ポーチはFABRICで、サイズは小ぶり、ちと悩みましたが、私の好きな皮素材で中は赤の生地だったので、結局購入。新しい化粧ポーチを探していたのでちょーどよい!
あのね、物販ブース、4つしかないんです・・・紅白歌手のサカナクション先輩でも4つとかなんですね。開場後場内では結構大きい売り場だったけど。
アイドル現場でのグッズは命がけです。徹夜したこともあるし、始発で行ったり、始発組が来る前にタクったり半日並ぶこと当たり前。物販が狭くてもトータル30分で買えるとか神。まじ神。
Tシャツとポーチ別々の売り場とかじゃないのも神。(ジャニーズの売り場は商品で売り場が分かれている場合があります。
「・・・松村君と梶山君のフォトセットと、えっと。。」と小声で自担の名前を呼ばなくていいのも神。
トンチキなペンラ買わなくていいのもまじ神。
サカナクションさんは存在自体おしゃれだし今回のグッズもいっぱい有名なアーティストさんとコラボしてて全部ほしくなった。ギャルソンのマーク作った人とか。ライブの時も一郎先輩が自慢してました。
余談だけど物販のお姉さんが計算間違えちゃって500円多く払ってしまいました。私もボーっとしてて普通に払っちゃったけどあとでおかしいなとおもって計算しなおしたらやっぱ違ったんです。avexとかだったらレシートでてくるんですが今回はなかったから証拠ないし、返金無理かなと思いましたが、あとから会場内の物販のおねいさんに相談したら快く返してくれました。「せっかく並んでいただいたのにすみません、ライブ楽しんでくださいね!」と優しいお言葉までかけていただきました。物販のうつくしいおねいさん、ありがとうございました。余談の余談をすれば、avexは会場別に、物販レシートにアーティストのメッセージを印字して、会場毎にファンに買い物をさせます。5000円以上とかで印字されます。それがほしくて毎会場でもう買っている商品も買っている人がいます。私です。
ちなみにこういうこともあるみたいです。私は直接売り上げにつながるから、グッズ買うようにしてる。(言い訳でもある)
ジャニーズJrの子たちは人別のフォトセットの売れ行きで人気が事務所に伝わっているようです。写真大好きお化けの私からは以上です。
ー極寒の中の入場整列
オールスタンディングなので会場外で一度入場番号順に整列して並びます。200番台ごとくらいに分けられます。「番号何番ですか?」とのやりとりが見られます。一人参戦でくっそ寒くて一人でずっと下をみていた私には誰も聞いてくれませんでした。
ZEPPSAPPORO付近はたくさんの人が歩いた後なので雪が固まりまくってかっちんこっちん。。。滑ります。明日はもっとひどそう。みなさん滑らないように気を付けて・・・転んでる人何人かいてかわいそうでした。
ー荷物はロッカーへ
札幌は死ぬほど寒いので、いまの時期はみんなダウン着ています。でもダウン着ながらライブを見るのは自殺行為です。なので、ロッカーに入れたり、腰に巻いたりします。
前述した通り、わたしは服装迷子になったので、ネットでしらべたのですが(超絶ダサい)「ダウンを着たままや腰に巻いたりするのは周りの人の迷惑になるのでやめましょう!」との表記を鵜呑みにしてしまい、お手洗いでTシャツに着替えた後、ロッカーに荷物とダウンを入れ身軽になった状態で会場入りしました。そのあと迎える地獄は想像していません・・・。
ーいよいよライブ!
お手洗いやロッカーなどで時間は食いましたが、ラッキーなことに二つ目のブロックの最前列を確保できました。19時開始のライブは10分押しで始まりました。
ツアータイトルの「多分、風」に合わせ、風が吹く場内。さすがおしゃれ番長一郎さん!!凝ってるう~~!!!一郎さんの服は風が視覚的にもわかるように、丈が長めのものをきてなびかせていたそうです!(最後のトークで本人談)細かい工夫がさすがだなーと思いました。
大人気の新宝島で始まるライブ!オーディエンスのボルテージは早くもマックス。くっそ飛び跳ねながら「知ってる知ってるぅ~~~!!!」と大はしゃぎ。ぐいぐい押される。そして前のブロックに移動する若者たち。わたしも前に行こうか一瞬迷いましたが目の前の手すりを手放せなかった・・・若さは宝、アラサーには手すりが宝だ。
ファンは男女比半々くらいかな。みんな手をあげたり体を揺らしたり飛び跳ねたり。それぞれ好きなようにサカナクションの音楽を楽しむ空間。なんてピースフル。激しい曲も、静かな曲も、ZEPPが一体となってバイブス感じてたぜえ!!
夏の、女ばかりのEXシアターを思い出して感慨深くなる私。それぞれのジャンルにはそれぞれの楽しみ方がある。郷に入っては郷に従え。
今日はだれも双眼鏡をもっていない。野鳥の会の方はいらっしゃらない。ちなみに普段のわたしは双眼鏡で完全自担ロックオンの人間です。
トンチキペンラももっていない。百姓一揆*1と笑っていたころが懐かしい。
うちわも持ってない。「一郎さんのファンで幸せです♡」なんてカンペだれも持ってない。*2
途中で幕が下りて、そこにムービーが投影され、その幕の後ろでメンバーが演奏しているのが見えるのでおしゃれと音楽のマリアージュでした。(語彙力)幕が下りると客席が見えなくなるらしく、安心して演奏出来たって一郎さん言ってました(笑)
レーザーも駆使されてたし、途中Macが登場してメンバー五人が一列になって演奏してて、「うおおおこれこそサカナクションやあああああ」って一人で興奮してた。
全体的にめっちゃおしゃれ。アーティスティックで。美術館に来たのかな??映画館か??展示会か??って一瞬混乱した。世界観がはっきりしていたし、その中で新しいものを創りたい、魅せたい、っていう想いが伝わってきた。いままで行ったライブでは経験したことないもの見せてもらえたな。
あと、トークがない。煽りもない。「踊りましょう!」くらい(笑)当たり前だがファンサもない(笑)誰もウインクしません(当たり前)トークは一回挨拶を挟んだくらいでずーーーーっと演奏が続いてった。アンコールの後で10分くらいかな、お話しタイムがありました。トークなさ過ぎて話すの嫌いなのか??って思ったくらい。出身地なのに興奮しないのか??って不安になった(笑)トーク聞いたらそんなこと全然なかったけど!
そのくだりで、すごく印象に残った一郎さんのトークがあります。(ニュアンスです)
「10年経って今後に対して思うこと。じぶんたちらしくやりたい。東京にいって一通りやってみて、わかった。大きいキャパシティの会場でやるとか、動員数を増やすとか、売り上げを伸ばすとか、そういう数字にこだわるのはいいことでもあるけどいろいろ大変。政治とかもあって。あるんだよ。僕らはテレビも苦手だし。そういうやり方は自分たちに合わないなって思った。合わないしそういうやり方すると音楽が楽しくなくなる。楽しく音楽やりたい。でも楽しく音楽やるだけじゃだめだから、自分たちらしさを出しながら受け入れられるように色々新しいことに挑戦したい。」
忘備録にセトリをまとめてくださっている方がいらっしゃったので貼っておきます。
10年迎えて振り返って思ったことがあるんだろうけど、JUMPちゃんたちはどうなのかなあ。10周年の活動内容が見えないのでまだわからないけど、彼らの思いをいつか聞けるのを楽しみにしています。山田君は話してくれる機会があるけど、ほかのみんなの思いはなかなか聞けないからね。
―ここから始まる地獄
外は雪だよ!??!?!?!?!
カウンターのおねいさん「ビールの列はここからまた外に並んでください」
外は雪だよ!??!?!?!?!(二回目)
外は雪だよ!??!?!?!?!(三回目)
だってライブで汗かいてるんだよ?雪降ってるよ???マイナスだよ???氷点下って意味知ってる?????風邪ひくよね??ねえねえ??
なんでみんな上着着てるん??勝手に裏切られた気分ですよ私は。(八つ当たり)
北海道のZEPPは雪降ってても外に出すのは当たり前な訳ですか?常識なんですか?常識なくてすんませんねこりゃ!!!幸せだったのに一気にテンサゲ(死語)でした(笑)